厚労省 コミナティ筋注５～11歳用の追加免疫用２価ワクチンを特例承認
公開日時 2023/03/01 04:50
厚労省は２月28日、ファイザーの新型コロナワクチン「コミナティ筋注５～11歳用」について、追加免疫に用いるオミクロン株BA.4-5対応２価ワクチンを特例承認した。27日の薬食審・医薬品第二部会で承認が了承されていたもの。この２価ワクチンの有効成分の接種量は10μg（12歳以上は30μg）。接種間隔は、12歳以上と同様、前回のSARS-CoV-2ワクチンの接種から「少なくとも３カ月経過した後」となる。
この２価ワクチンは、SARS-CoV-2の起源株とオミクロン株BA.4／BA.5系統のスパイクタンパク質をそれぞれコードする２種類のmRNAを含む。コミナティはビオンテックが所有するmRNAワクチン技術に基づき、ビオンテックとファイザーが共同開発している。