日本製薬・トップ人事 新社長に武田薬品の永原直樹氏就任 10月1日付
公開日時 2022/10/04 04:50
日本製薬は10月3日、新社長に武田薬品の永原直樹氏が就任するトップ人事を発表した。就任日は10月1日付。永原氏は、武田薬品のグローバル製造・サプライ組織の中の戦略・ビジネスエクセレンスをリードする部門の中で、事業開発・ライセンス関係の部長を務めており、今回、日本製薬の社長を兼務する。これまで日本製薬の社長を務めていた谷垣任優氏は、武田薬品のジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)消化器疾患事業部長を兼務していたが、10月1日以降、JPBU消化器疾患事業部長に専念する。
日本製薬は、親会社である武田薬品との吸収分割に伴い、10月1日から、大阪府泉佐野市にある工場に本社を移し、これまでに培った知見、経験、技術を基に、受託製造会社として新たなスタートをきった。
今回のトップ人事の目的は、武田薬品との連携を推進し、高品質な製品を製造する体制を強化すること。そこで、製造や製剤技術にかかわる戦略やビジネスエクセレンスの分野で数多くのマネジメント経験を持つ永原氏を、日本製薬の社長に選任することになった。
永原氏の武田薬品の役職は、武田薬品Global Manufacturing & Supply, Strategy & Business Excellence,Business Development & Licensing Lead - Corporate Business Developmentとなる。