アストラゼネカ COPD治療薬・ビレーズトリで新吸入デバイスの一変承認取得 120吸入製剤投入へ
公開日時 2022/04/01 04:50
アストラゼネカは3月30日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療用配合剤・ビレーズトリエアロスフィアについて、新たな吸入デバイスの一変承認を取得するとともに、1カ月分の投薬を可能にした120吸入製剤を発売すると発表した。
今回の一変承認は、主に外観を変更したもので、有効成分、臨床成績、1回噴霧量、投薬方法はこれまでと同じ。また、吸入デバイスの変更に合わせて、これまで発売していた56吸入製剤に加え、120吸入製剤を販売することになった。発売開始時期は「改めてお知らせする」としている。
同剤は、単一吸入器によるブデソニド(吸入ステロイド薬)、グリコピロニウム(長時間作用性ムスカリン受容体拮抗薬)、ホルモテロールフマル酸塩(長時間作用性β2刺激薬)の3剤定量配合吸入薬。56吸入製剤は19年9月から販売している。