薬食審・第二部会 新型コロナのモデルナ製ワクチンの3回目接種を審議 12月15日に
公開日時 2021/12/10 04:50
厚生労働省は薬食審・医薬品第二部会を12月15日に開催し、新型コロナに対するモデルナ製ワクチン「COVID-19ワクチンモデルナ筋注」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2))の3回目接種の承認可否を審議する。同ワクチンの国内流通を担う武田薬品が11月10日付で3回目接種に係る申請を行っている。
厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会は、3回目接種に使用するワクチンについて、「1回目・2回目に用いたワクチンの種類にかかわらず、mRNAワクチンを用いる」ことを確認している。現在、日本で3回目接種の薬事承認を得ているmRNAワクチンはファイザーのコミナティ筋注のみのため、3回目には現在、コミナティが使用されている。mRNAワクチンであるモデルナ製ワクチンを3回目接種の対象ワクチンとするかどうかは、薬事審査の結果を待って同分科会で改めて議論することになっている。