日本ケミファは11月26日、ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「ケミファ」について自主回収（クラスⅡ）すると公表した。ヒートシールをする工程で、薬袋裏面のチャック下部が横方向に破れる事象が発生した。同社は、薬袋が破れることでテープ剤が直接空気に触れて劣化し、品質に影響を与える不具合が発生すると判断し、該当ロットの自主回収を決めた。

自主回収の対象製品は、ロキソプロフェンナトリウムテープ100mg「ケミファ」（製造番号：0331、包装：70枚）。出荷数量は、1万9512箱、使用期限は2024年8月。同社は薬袋が破れる同事象について、「重篤な健康被害につながる恐れはない」としている。