中医協総会 MSDのノクサフィル錠を費用対効果評価で引下げ 22年2月1日付
公開日時 2021/11/18 04:50
中医協総会は11月17日、MSDのノクサフィル錠(一般名:ポサコナゾール)について、薬価を現行の3109.10円から3094.90円に引き下げることを了承した。適用日は、2022年2月1日。同剤は、「H1(市場規模が100億円以上)」区分となり、費用対効果評価の対象となっていた。
同剤は、「好中球減少が予測される血液悪性腫瘍患者」の分析対象集団について、比較対照技術をイトラコナゾールとして、ICERが「200 万円/QALY 未満」。「造血幹細胞移植患者」については、フルコナゾールを比較対照技術として、ICERが「750 万円/QALY 以上
1,000 万円/QALY 未満」とされていた。