医薬品産業ビジョン2021を製薬業界はどう受け止めた
公開日時 2021/10/01 00:00
厚生労働省が「医薬品産業ビジョン2021」を策定したことを受け、日本製薬団体連合会(日薬連)、日本製薬工業協会(製薬協)、日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)は会長名でコメントを発表した。(望月英梨)日薬連国の基盤・基幹を成す未来への転換目指す日薬連(眞鍋淳会長)は、「国民の製薬産業への期待を背負って策定されたものであり、我々の責務としてその実現を果たしたい」と強調した。また、6月に閣議決定した「成長戦略実行計画」に触れながら、「(医薬品を)コストとして捉えて来た過去から、国の基盤・基幹を成す重要な要素と位置付ける未来への転換である」とも指摘し、その転換を実現するビジョンの実現に尽力するとした。ビジョンの確実な実現のためには、「実行計画を策定し、実務レベル...