AZ コロナ禍の喘息患者の受診サポートでUbie社と協業
公開日時 2021/03/30 04:49
アストラゼネカは3月26日、喘息患者が早期に適切な対処方法を知るサポートのためUbie社と協業することを発表した。喘息治療の継続をサポートするためのアプリケーションも同時にリリースする。
喘息は、継続的な抗炎症治療が必要な疾患だが、新型コロナウイルス感染症の流行で、喘息患者の受診控えが顕著になっている。 この取り組みでは、月間80万人以上が利用するUbie社の「AI受診相談ユビー」を活用。回答内容に応じ、喘息の潜在患者へ、喘息に関する詳細な情報や、適切な対処方法を提供する。
「AI 受診相談ユビ―」は、Ubie 株式会社が提供する症状から適切な医療への案内をサポートする生活者向けのサービス。自宅等で症状等を入力することで、適切な受診先を調べられる。
同時にアストラゼネカは、喘息患者の継続治療をサポートするため、アプリケーションを新たにリリースする。アプリを使うことで、患者は症状を記録でき、 自身の症状の状態を把握することで必要に応じた早期受診に繋げることができる。
今回の協業では、アストラゼネカは喘息領域の知見をUbie社に共有し、喘息の領域において同社のプラットフォームを充実させることに貢献する。なお、「AI 受診相談ユビー」の権利はUbie社に帰属する。