日医・中川会長 薬価改定財源は「中間年も」医療費財源に充てるべき
公開日時 2020/12/16 17:25
日本医師会の中川俊男会長は12月16日の定例会見で、大詰めを迎えている21年度薬価改定について触れ、「健康保険法において薬剤は診察等と不可分一体であり、その財源を切り分けるけることは不適当である」と主張した。
中川会長はまた、これまでも日本医師会は、「薬価財源は医療費本体に充当すべきと主張してきた」と述べながら、「コロナ禍の現状において、国民の命を守るために最前線で活動する医療機関支援の原資とするなど、診療報酬上で中間年に加算し、医療費財源に充てるべきだと考えているし、主張していく」と強調した。