ヴィアトリス リリカOD錠のAG発売 先発品と同じ基準、同じ製造所で製造
公開日時 2020/12/14 04:49
ヴィアトリス製薬は12月11日、疼痛治療薬リリカOD錠(一般名:プレガバリン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)であるプレガバリンOD錠25mg「ファイザー」、同75mg「ファイザー」、同150mg「ファイザー」を発売した。同AGは先発品と原薬、添加物、製剤処方、製造方法、効能・効果、用法・用量、規格、試験方法などが同一で、「『リリカOD錠』と同じ基準、同じ製造所で製造されている」としている。
同社は旧ファイザー アップジョン事業部門で、11月16日からヴィアトリスとして事業を始めた。先発品のリリカOD錠の販売及び情報提供活動も行う。同社のソナ・キム社長は同AGの発売にあたり、「患者さんや医療従事者に、先発医薬品と同一の品質を有する治療選択肢、および患者さんの経済的負担を軽減する機会を提供できることを嬉しく思う」とコメントしている。
リリカの後発品は11日に22社80品目が薬価追補収載された。ヴィアトリスを含む多くの企業が、後発品を即日発売した。後発品の薬価は汎用規格の75mg製剤で、先発品薬価の33%となった(
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