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GSK グループの全社員に「HIV/梅毒検査」の機会を無料で提供 新たな検査体制の構築を支援

公開日時 2020/12/02 04:51
グラクソ・スミスクラインは12月1日、GSKグループの日本法人の全社員を対象に「HIV 感染症および梅毒」の検査機会を無料で提供すると発表した。検査は社員が任意でHIV感染症と梅毒に関する知識習得をした後に、希望者が検査を匿名で受けることができる。また、受検の有無やその結果が健保組合や会社に知られることがない仕組みを採用しているという。

GSKグループの日本法人にはグラクソ・スミスクライン、グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン、ヴィーブヘルスケアの3社がある。この取り組みは厚労省研究班「職域での健康診断の機会を利用したHIV・性感染症検査モデル事業」の一環として実施するもので、新たなHIV検査体制の構築に関する研究を支援する。受検の動機等を調査することで、今後の新たなHIV検査体制を構築することを目的としている。

◎新型コロナの影響で4~6月の検査件数は前年同期の4分の1程度

GSKグループのうちヴィーブヘルスケアは抗HIV薬の研究開発に注力しているほか、HIV検査・治療の普及なども進めているところ。ただ、日本では検査への抵抗や偏見がいまだ根強く、検査の普及が進まないことなどが課題となっている。さらに2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大などで、4~6月の検査件数は前年同期の4分の1程度にとどまっている。

グラクソ・スミスクラインのポール・リレット代表取締役社長は、「GSKとしてHIV検査体制の構築に貢献することは、社員の健康を守ることのみならず、社会におけるHIV感染症を取り巻く課題解決に寄与することを目的としている」と強調。「今後も治療薬の開発に加えて疾患予防や感染拡大防止に社員一人ひとりが問題意識を持って積極的に参画する先進的な会社を目指したい」と述べた。


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