アッヴィ 抗体製剤ヒュミラ 潰瘍性大腸炎の小児用量を申請
公開日時 2020/11/20 04:49
アッヴィはこのほど、ヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体製剤・ヒュミラ(一般名:アダリムマブ(遺伝子組換え))について、潰瘍性大腸炎の小児用量の追加を承認申請したと発表した。
小児潰瘍性大腸炎の治療は成人と同様に、薬物治療による寛解を目指し、できるだけ長く再燃のない状態を維持することが重要になる。しかし、中等症から重症の小児潰瘍性大腸炎では成人と比較して病変が広範囲に現れる傾向があり、重篤な合併症を引き起こすことがあるためアンメットニーズが存在する。
日本の小児潰瘍性大腸炎の難治例や重症例の患者への治療選択肢が限られているため、同社は今回、ヒュミラでの開発に着手し、小児用法・用量の追加の承認申請を行った。