1位は腎性貧血薬エベレンゾ 2位は抗ウイルス薬アビガン
抗がん剤ベバシズマブBSも上位、「病院にとってメリット大きい」から
公開日時 2020/09/30 00:00
ミクス編集部による病院薬剤部アンケートで、直近1年間の採用品の中で特に印象に残った製品を1剤あげてもらった。1位は初の経口腎性貧血薬エベレンゾ、2位は新型コロナに対して緊急かつ特例的に保険診療との併用を認めたアビガンだった。アビガンでは「未承認薬を初めて使用し、印象に残った」との声もあり、コロナ禍にある今年の調査を象徴する結果といえそうだ。また、バイオ後続品をあげる回答も散見され、抗がん剤ベバシズマブBSは「病院にとってメリットが大きい」から印象に残ったとの声が多かった。(神尾裕)調査では、先発/後発を問わず、「この1年間に採用した医療用医薬品の中で、特に印象に残った薬剤」を1剤、記載してもらった。純粋想起のため、1年間で最も印象に残り、最も関心を持った薬剤が浮かび上がることになる。印象に残...