開業医400人が選んだ「優れているＭＲ」企業ランキングは、２期連続で１位が第一三共、２位が武田薬品となった。第一三共は得意の循環器科で１位の15票を獲得したが、呼吸器科などで票数を減らし、全体では２票減。武田薬品はトリンテリックスを扱う精神神経科で１位の14票、強みとする消化器科でも１位の11票を獲得するなどして全体で３票伸ばしたが、首位逆転とはならなかった。３位は泌尿器科で最多19票を獲得したアステラス製薬。もともと強みとする診療科で、ベタニスやエベレンゾで存在感をみせた。診療科別の得票１位は、一般内科は第一三共、呼吸器科はGSK、整形外科は久光製薬、皮膚科はマルホだった。なお、票数を最も減らしたのは住友ファーマ。精神神経科で９票減らすなどして計11票減り、前年６位から今回14位に後退した...