アストラゼネカ 患者向けチャットボット「アズポート」を拡充 COPDや2型糖尿病薬など6製品を追加
公開日時 2020/07/10 04:49
アストラゼネカは7月8日、患者向けチャットボットサービス「アズポート」の対象製品をバイエッタペンなど6デバイス製品に拡充すると発表した。これまでは喘息治療薬のシンビコートタービュヘイラーのみ患者からの問い合わせを受けてきたが、今後はCOPDや2型糖尿病などの自社医薬品に対象を拡大することで、当該薬剤の適正使用を迅速かつ的確な情報提供をサポートする。
対象となる製品は、①ビレーズトリエアロスフィア、②ビベスピエアロスフィア、③パルミコートタービュヘイラー、④パルミコート吸入液、⑤ビデュリオンペン、⑥バイエッタペン-の各デバイス製品。
「アズポート」は患者向けAI型チャットボット。スマートフォンやPCから、いつでも簡単にアクセスでき、患者の質問にチャットボットが会話形式で回答する。このほか口頭での説明が難しい吸入器の使用方法を動画で確認できる。同社はこのほかに、医療従事者向けのAI型チャットボット「アズトリート」で自社医薬品の情報提供や担当MRへの連絡対応なども行っている。