エムスリー NOBORIと医用画像診断支援AIプラットフォーム事業で事業提携
公開日時 2020/05/11 04:50
エムスリーは5月7日、遠隔画像診断用ITシステムのサービス提供を行っているNOBORI(本社:東京都港区)と医用画像診断支援AI事業において事業提携契約を締結したと発表した。両社にて医用画像診断支援AIプラットフォーム事業を推進する。
同事業は、多様な画像診断支援AIアルゴリズムを両社で構築したAIプラットフォームに搭載し、医療機関の様々なPACS(医療用画像管理システム)やモダリティの制約を受けることなく提供するというもの。AIアルゴリズムは部位(頭部、肺など)ごとに複数ラインナップを予定しており、医師は用途に応じて使用したいAIを複数選択することができる。
今回の事業提携を通じ、エムスリーの有する医師会員のネットワークと、NOBORIのセキュアなITプラットフォームを組み合わせることで、テクノロジーを活かし、診療に向き合う医師への安心・安全の支援、効率的な医療の実現に貢献したい考え。
なお、NOBORIは日本の医療クラウドサービスを牽引する企業で、1000施設へのクラウドPACSと、700施設への遠隔画像診断用ITシステムのサービス提供を行っている。