新型コロナ以降のマーケットの変化新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、４月15日時点で、患者が増えている地域を中心に不要不急の外出の自粛が求められている。製薬各社も感染拡大防止と社員や家族の感染リスク低減のため、２月中下旬から相次ぎ医療機関への訪問を原則自粛するなどし、医薬品の情報提供・収集活動は、電話や電子メールなどのデジタルツールの活用にシフトした。ＭＲは医師や薬剤師とのコンタクトを継続するチャレンジを続けたわけだが、情報の受け手である医師や薬剤師の受け止めはどうだったのか。ヘルスケア領域の市場調査などを手掛けるインテージヘルスケアグループと、薬剤師を対象とした調査などを行うネグジット総研MMPRの各種データで見てみた。（神尾裕）まず、新型コロナの感染拡大が患者の動きにどのような影響を与...