いまこそかかりつけ医の役割発揮を
近藤医院 院長/東京都医師会 元副会長 近藤 太郎 氏 に聞く
公開日時 2020/04/30 00:00
医療崩壊阻止の行動が政府を動かした患者さんからの問い合わせが日々増えている。最近の情報では無症状の患者さんもいる。熱は無くても体がだるいとか、息苦しさを感じるとの訴えを聴く。症状が軽くてもCTで肺に影があり、酸素飽和度が明らかに低い患者さんがいるとの情報がある。かかりつけ医として、患者さんの訴えを聴き、不安に対応してあげることが大切だ。東京都医師会は地域のPCRセンターを設置することを決めた。かかりつけ医が患者さんの訴えを聴き、必要な薬を処方するとともに、新型コロナウイルス感染症の疑いの高い患者はPCRセンターで検査を受けて頂ける体制を整えている。かかりつけ医が積極的に関与を新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する上で、かかりつけ医の役割は極めて重要となる。まずは相談して欲しい。電話であ...