抗インフル薬急伸 イナビルは“医師の使用感”、ゾフルーザは“学会GL”で
ノンプロモーション系チャネル 20年1月調査
公開日時 2020/04/27 20:00
疼痛薬タリージェ“患者の声”で2位に2019年4月に発売した新規の末梢性神経障害性疼痛治療薬タリージェは、20年1月度に、医師が「患者の声」で想起した製品ランキングで全国2位(前回19年10月度調査は4位)となった。6エリア別では、九州エリア以外の5エリアでトップ3入りした。3月の長期処方解禁を前に、同剤の有用性を評価する患者が全国各地で増えているといえそうだ。20年1月度調査では、インフルエンザの19/20シーズンとの季節性を背景に、抗インフルエンザ薬3剤がトップ10入りした。チャネル別では、ゾフルーザは「学会ガイドライン」で、イナビルとタミフルは「医師の使用感評価」で想起医師数を伸ばした。インテージヘルスケアでは、医師1万人を対象に、情報チャネルごとの製品想起情報...