メディパルHD 新型コロナで「対策本部」設置
公開日時 2020/03/03 04:50
メディパルホールディングスは3月2日、新型コロナウイルス感染症への対応として、社内に「対策本部」を立ち上げた。本部長には取締役副社長医薬事業担当兼メディセオ代表取締役社長の長福恭弘氏が就任した。対策本部では、政府や地域の動向を注視しつつ、顧客や従業員の安全を確保しながら、医薬品等の安定供給が継続できるよう対応する方針。
同社は、新型コロナウイルスの感染予防対策として、うがいや手洗い、マスク着用の徹底、毎朝の検温、時差出勤の実施、不要不急の出張の自粛、会議・イベントの開催や参加の自粛などの対応を行ってきた。一方、物流センターは、サーモカメラによる体表面温度の測定や高圧洗浄機による商品の入出庫口や車両の洗浄・消毒、作業時のマスクおよびプラスチックグローブ着用の徹底、休憩所や階段の手すり・台車などの消毒を徹底している。さらに中国駐在の従業員に対しても同様に、マスクの配布と着用を徹底と、当面の間の在宅勤務を要請している。
今回発足した対策本部では、政府の新型コロナウイルス感染拡大対策を注視するほか、地域・エリアの動向や情報を一元的に集約し、様々な事態を想定した対策を迅速かつ臨機応変に実行するとしている。