中医協総会は9月25日、植込み型心臓ペースメーカー「メドトロニック Advisa MRI」（日本メドトロニック）など2製品の保険適用を了承した。19年12月に収載予定。

製品の償還価格は以下の通り。
▽メドトロニック Advisa MRI （日本メドトロニック）
主な使用目的：「皮下の外科的に作成したポケットに植え込み、心臓内に留置する電極と接続して使用する」
価格：792,000 円（類似機能区分比較方式で算定、C1（新機能））
市場予測（ピーク時10 年後）： 使用患者数：1523 人、販売金額：12.1 億円

▽ハイブリッドコートⅡ（サンメディカル）
主な使用目的：「象牙細管の封鎖又は歯質と修復物、補綴物等との界面の封鎖に用いる」
価格：特定保険医療材料としては設定せず、新規技術料にて評価する。C2（新機能・新技術）
準用技術料：間接歯髄保護処置 30点
市場予測（ピーク時10年後）：推定適用歯数（生活歯歯冠形成の場合）約400万歯、（う蝕歯インレー修復形成の場合）約800万歯、予測医療費約17億円
留意事項あり。

このほか臨床検査として、FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の診断補助に用いる「デタミナ―CL　FGF23」（日立化成ダイアグノスティクス・システムズ）の保険適用も了承された。