【リスト公開】19年8月版 疾患別パイプラインリスト がん領域の開発品が4割 血液がん、肺がんで特に多く
公開日時 2019/07/31 00:00
ミクス編集部が製薬企業68社の新薬開発状況をまとめた「新薬パイプラインリスト19年8月版」によると、19年6月末時点でP2以降のプロジェクト数(以下、品目数)は計679品目(共同開発品は1品目としてカウント)だった。領域別に見ると、最も多かったのはがん領域の267品目で全体の39%を占めた。中でも、血液がん(59品目)、肺がん・悪性中皮腫(49品目)が多かった。精神・神経系疾患の開発品は62品目、免疫系疾患は61品目で、認知症、てんかん、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、クローン病などに対する新薬開発が続いていることがわかった。調査対象68社の国内承認申請中の開発品は84品目。なお、ある未承認成分が2つの適応症で開発されている場合、新有効成分の数も2つとして集計している。がん領域で申請中24品目、...