申請品目数は84 がん領域最多
19年度下期開発パイプラインリスト
公開日時 2019/07/31 00:00
ミクス編集部が製薬企業68社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、19年6月末時点でプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で697品目あり、うち申請中は84品目あった。開発競争の激しい経口腎性貧血薬や心不全用薬でファーストインクラス薬が、治療患者が累積している加齢黄斑変性に3か月ごと投与の新薬が、それぞれ登場する見通し。患者ニーズや医療現場の多忙に応える新薬が相次ぎ登場するといえそうだ。(神尾裕)申請品の多くが19年度中に承認される見込み。申請品を疾患領域別に分類すると、がんが24品目と最多で、申請品目の3割近くを占めた(申請品目一覧はP14~17)。新有効成分含有医薬品は5品目。なかでもファーストインクラスのBCL-2阻害薬ベネトクラクス、腫瘍溶解性ウイルスのcanerpature...