監督部門設置36社、資材再審査完了24社
販売情報提供活動GLへの対応
公開日時 2019/05/31 00:00
ミクス編集部は4月から一部施行した厚労省の「医療用医薬品の販売情報提供活動ガイドライン(GL)」に対する製薬企業各社(71社回答)の対応状況を調査した。それによると、GLで規定した販売情報提供活動監督部門の設置や担当者の任命を終えた企業は36社に及んでいることが分かった。また、販売情報提供活動に使用する既存資材の再審査は24社が対応済みと回答。自社Webサイトに掲載したコンテンツ(動画含む)の再審査は16社が完了していた。一方、未承認薬・適応外薬への対応について調査したところ、「基本的にMRが通常活動と切り分けて行う」との回答が26社あった。今後は社内体制の整備を含め、業務手順書や評価項目設定などの議論が急ピッチで進むものと見られる。(沼田佳之)厚労省の販売情報提供活動GLでは、企業が行う販...