倉敷中央病院の取り組み
公開日時 2018/09/30 00:00
専門性の高い薬店を院内に未病へアプローチ薬剤師、管理栄養士常勤がセルフメディケーションを後押し2018年6月、地域の急性期基幹病院である倉敷中央病院(岡山県倉敷市)の院内に一風変わった薬店がオープンした。コンセプトはずばり、“専門性の高い薬店”。大手調剤チェーン・日本調剤と言えば、敷地内薬局を連想される方も多いと思うが、処方箋は扱わない。薬局ではなく、“薬店”として品揃えしたOTC医薬品などを通じて、セルフメディケーションを推進する。薬剤師や管理栄養士が常勤し、骨密度測定器や体組計などを置く専門性を通じ、新たな価値を創出したい考えだ。高齢化の進展で、医療費の抑制が求められるなかで、税制の拡充などセルフメディケーションには国からの追い風も吹く。薬店の新たな業態として未病にチャレンジする、「NI...