持田製薬 エンブレルのバイオ後続品の承認取得
公開日時 2018/01/22 03:50
持田製薬は1月19日、関節リウマチなどに用いる生物学的製剤エンブレルのバイオ後続品の承認を取得したと発表した。効能・効果は、既存治療で効果不十分な▽関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)▽多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎。薬価収載後、あゆみ製薬が販売する。
同剤は、持田製薬が韓国の LG Chem 社との提携契約のもとに国内開発を進めてきたもの。承認を取得したのは、エタネルセプト BS 皮下注用 10mg「MA」、同皮下注用25mg「MA」、同皮下注 25mg シリンジ 0.5mL「MA」、同皮下注 50mg シリンジ 1.0mL「MA」、同皮下注 50mg ペン 1.0mL「MA」の5規格で、いずれも自己注射が可能。ただし、関節リウマチと若年性特発性関節炎の効能・効果を持つのは皮下注用10mg「MA」と同25mg「MA」のみ。