アストラゼネカ日本法人
公開日時 2017/11/30 00:00
東京地裁ベテランMRの解雇無効社会通念上認められないアストラゼネカ(AZ)のベテランMRが営業活動の虚偽報告などを理由に2015年に懲戒解雇されたことは不当だとして、地位確認と未払い賃金の支払いを求めた判決が17年10月27日、東京地裁(石川真紀子裁判官)であり、解雇は無効との判決を言い渡した。これを不服とした会社側は即日控訴し、今後、東京高裁の判断を仰ぐことになる。とはいえ、今回の東京地裁判決からは、MRによる営業活動報告の在り方など得られる教訓も少なくない。(神尾裕)2017年に入ってから相次ぎ表面化したアストラゼネカ(AZ)の労働問題。5月には元ベテランMR3人がいわゆる“追い出し部屋”に配置転換させられたとして記者会見し、7月には現役MR8人が不当に降格・減給させられたとする事案が明...