医療における意思決定
公開日時 2017/10/31 00:00
畑中ファーマ・コンサルティング畑中和義これからの医療は、「患者中心の医療」が主流になる。患者(家族)と医療者(医師、看護師、薬剤師など)が協働して治療方針を決め、それを実行していくのが「患者中心の医療」である。その中には処方薬の選択もある。意思決定に介在するのがエビデンスであり、MRが提供する「医薬品情報=データ+医療(患者)にとっての価値」も含まれる。MRは、自らが提供する情報が「医療における意思決定」に大きな関わりを持っていることを強く認識しなければならない。診察室やベッドサイドで行われる「医療における意思決定」の「場面」を理解しなければならない。MRは、その認識と理解を基にして、医療者に届けるべき情報とは何かを考えなければならない。私は、NPO法人患者中心の医療を共に考え共に実践する協...