肺がん適応のがん免疫療法薬 2番手のキイトルーダで選択肢広がる
公開日時 2017/09/13 00:00
2次治療以降オプジーボとの投与間隔の違い、患者にとってわかりやすい選択材料に2017年2月15日に、国内2番手の免疫チェックポイント阻害薬(がん免疫療法薬)で抗PD-1抗体のキイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)が発売された。切除不能な進行・再発非小細胞肺がんに対し、国内で1次治療と2次治療において初めて使用でき、かつ初のコンパニオン診断薬と併せて用いる免疫チェックポイント阻害薬である。先に上市し、2次治療以降の肺がん適応を持つ同系統のオプジーボとの使い分けも注目されるところ。そこで今回は、両剤の有用性を改めて確認するとともに、注目を集めている臨床上の位置づけも占ってみたい。免疫チェックポイント阻害薬のキイトルーダとオプジーボの肺がん適応について、効能・効果、用法・用量などを一覧表にまとめ...