アステラス・アムジェン 抗PCSK9抗体製剤レパーサの420mgの承認取得
公開日時 2017/09/07 03:50
アステラス・アムジェン・バイオファーマはこのほど、高コレステロール血症に用いる抗PCSK9モノクローナル抗体製剤「レパーサ皮下注420mgオートミニドーザー」(一般名:エボロクマブ(遺伝子組換え))の承認を取得したと発表した。
これまでレパーサは140mgのシリンジ、ペン製剤だったが、今回承認を取得した製剤は薬剤を充填したカートリッジと専用自動注入器からなる。患者の状態によって1回420mgを投与する必要がある場合、140mg製剤だと3本の投与が必要になるが、新製剤では1回で済む。
同剤は通常4週間に1回皮下投与で、家族性高コレステロール血症ホモ接合体患者において効果不十分な場合は、2週間に1回の皮下投与も可能。8月30日に発売元のアステラス製薬と共に発表した。薬価収載後の発売となる。