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ネット以外から得たい情報 トップは「追加された副作用情報」 薬剤師意識調査

公開日時 2017/03/28 03:51

ネグジット総研MMPR(http://www.mmpr.jp/)はこのほど、保険薬局もしくは病医院に勤務する薬剤師がインターネット以外から得たい情報のトップは「追加された副作用情報」であるとの調査結果をまとめた。ネットでは薬剤師が能動的に情報をとりにいく必要があり、情報入手漏れのリスクがある。このため、緊急性の高い情報は漏らさず入手したいとの意識の表れと推察される。ネットから得たい情報の1位は「医薬品情報」で、添付文書情報などを必要な時に素早く得ていることを反映した結果と思われる。

文末の関連ファイルから、薬剤師がインターネットから/インターネット以外から得たい情報の資料を掲載しました。ダウンロードしてご覧ください(3月28日のみ無料、その後はプレミア会員限定コンテンツになります)。


調査は同社の薬剤師調査モニターを対象に実施した。有効回答数は450人で、内訳は保険薬局勤務薬剤師が300人、病医院勤務薬剤師が150人。調査期間は16年11月21日~17年1月31日。方法はWebアンケート。「薬剤師が選ぶ製薬企業医療従事者向けサイト評価調査2016」としてまとめた。

回答した薬剤師の45.8%が、ネット以外から得たい情報として「追加された副作用情報」を挙げた。勤務別では保険薬局勤務薬剤師の47.7%、病医院勤務薬剤師の42.0%がこの項目を挙げ、項目別の回答割合でいずれもトップだった。前年調査でも同様の結果であり、「追加された副作用情報」をネット以外から得たいとのニーズの高さは間違いなさそうだ。今回調査の2位は「学会、セミナー情報」(38.0%)、3位は治療ガイドライン(33.6%)――だった。

ネットから得たい情報のトップだった「医薬品情報」は、回答者の75.1%が挙げた。勤務先別でもこの項目への回答割合がトップで、病医院勤務薬剤師では8割以上がこれを挙げた。前年調査でも同様の結果である。今回調査の2位は「服薬指導関連」(68.2%)、3位は「国内の最新医療情報」(67.3%)――だった。

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