マルホ 多汗症治療用外用薬「DRM04」の国内開発・販売権を取得
公開日時 2016/09/23 03:50
マルホは9月21日、米ダーミラ社の多汗症治療薬「DRM04」(開発コード)について、日本での開発・販売権を取得する契約を締結したと発表した。マルホは今回の契約により、ダーミラ社に契約一時金として2500万ドルを支払うとともに、申請、承認、所定売上達成に応じて最大7000万ドルを、さらに日本での売上に応じた一定のロイヤリティを支払う。
DRM04は抗コリン外用製剤で、汗腺からの発汗に関与するアセチルコリンのコリン作動性受容体への結合を阻害することで汗の産生を抑制する。ダーミラ社が現在、米国で原発性腋窩多汗症を対象としたフェーズ3試験を実施している。
原発性多汗症は頭部、顔面、手のひら、足の裏、腋(わき)という限られた部位から両側性に過剰な発汗を起こす疾患。