富山化学社長、大正富山会長に富士フイルム出身者が内定
公開日時 2016/06/14 03:51
富士フイルムグループの富山化学は6月13日、富士フイルムの経営企画本部経営企画部長である岡田淳二氏が代表取締役社長に内定したと発表した。現社長の菅田益司氏は取締役副会長に退く。また、菅田氏は大正富山医薬品の代表取締役会長を辞任し、富士フイルム取締役兼常務執行役員医薬品事業部長の石川隆利氏に交代する人事が内定したと同日、大正製薬ホールディングスが発表した。いずれも株主総会、取締役会を経て、富山化学の人事は6月27日、大正富山の人事は6月28日に決定する予定。
富山化学社長に内定した岡田氏は1979年に富士写真フイルム(当時)に入社し、2010年4月に富士フイルムヨーロッパ社長、13年6月に富士フイルムのコーポレートコミュニケーション部長などを歴任し15年4月から現職。59歳。
大正富山会長に内定した石川氏は1978年に富士写真フイルム(当時)に入社し、2011年6月に富士フイルム執行役員、12年6月に取締役兼執行役員医薬品事業部長、富山化学取締役(現任)などに就任、14年6月から現職。62歳。