会社人生の節目で後悔しない キャリアをビジネスゲームと捉え大転機を乗り切る
公開日時 2016/04/30 00:00
未来能力研究所柿崎大司会社主導のキャリアパスから個人主導のキャリア選択へ修正すべき大きな節目が来ている。開業医から病院へと進んできた従来の施設張り付き型のMR職に機能見直しが行われ、MSLやキーアカウントマネジャー(KAM)を増員する動きが活発だ。ただし、いずれの新キャリアも狭き門。カギとなるのは、キャリア実現をひとつのビジネスゲームとして意識的にとらえ、文章化されていないキャリアの新ルールを嗅ぎ取り、使いこなすこと。そのアプローチとキャリアのシミュレーション方法を紹介したい。「僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと」(和田一郎著)は、会社人生をいろいろな面から俯瞰させてくれる良著だ。京大出身の主人公が大手百貨店の調理用品売り場へ最初に配属されてから会社人生が始まる。苦労の後、3...