ヤクルト本社 日産化学が創製の新規血小板増加薬「NIP-022」を共同開発へ
公開日時 2015/11/10 03:50
ヤクルト本社はこのほど、日産化学が創製し、新規経口血小板増加薬として開発中の「NIP-022」について独占的な開発・販売権を取得したと発表した。がん化学療法に伴う血小板減少症に用いる。ヤクルト本社が臨床試験開始に向けて準備を進める一方、日産化学は原薬の開発・製造などを担い、両社が共同して開発を進めるとしている。同剤は、造血因子であるトロンボポエチンの受容体を活性化することにより血小板数を増加させる効果が期待される。発表は10月27日付。