経口抗凝固薬 MRの処方影響力に大差なし イグザレルトはネットで存在感
公開日時 2015/09/30 00:00
直接的経口抗凝固薬(DOAC、注)領域では、2011年3月のプラザキサ登場以降、イグザレルト、エリキュースと次々に新薬が登場。14年9月にはリクシアナが非弁膜症性心房細動患者での虚血性脳卒中・全身性塞栓症の発症抑制、静脈血栓塞栓症の治療・再発抑制の効能を追加し、4製品によるレッド・オーシャン化が顕著になった。最新15年8月の処方影響力全体は高い方からイグザレルト、プラザキサ、リクシアナ、エリキュースの順。過去1年間の処方影響力推移を見ると、リクシアナが効能追加以降、処方影響力を急伸させ15年2月にピークを迎えている。他の3製品は15年2~4月にかけてやや処方影響力が高くなるが、これは3製品の過去の発売開始月であり、記念講演会開催などが背景にあるとみられる。MRによる処方影響力に関して医師から...