大塚製薬工場 殺菌消毒液オラネジンを発売 術後感染防止に
公開日時 2015/09/18 03:50
大塚製薬工場は9月16日、術後感染防止のために手術部位の皮膚に用いる外皮用殺菌消毒剤オラネジン消毒液1.5%、同液1.5%消毒用アプリケータ10mL、同25mLを発売したと発表した。オラネキシジングルコン酸塩を有効成分とする新規のビグアナイド系殺菌消毒薬で、各種のグラム陽性及び陰性の一般細菌のみならず、MRSA、VRE、緑膿菌、セラチア菌、セパシア菌など外皮用消毒薬に抵抗性を示す細菌に対しても殺菌力を持つという。
発売されたのは、プラスチックボトルに充てんしたものと、簡便かつ衛生的な塗布が期待できるアプリケータの2種類。薬価基準には収載されないが、「掲示事項等告示」により、保険診療に使用できる医薬品として指定されている。
希望小売価格(税抜)は、消毒液200mL×20本/梱で3万2000円。アプリケータは、10mL×30本/梱で2万2500円、25mL×30本/梱で3万円。