中外 新入社員が会見で抱負 多くの命を救える仕事をしたい
公開日時 2015/04/02 03:50
中外製薬は4月1日、東京都内の経団連会館で入社式を行い、終了後に新入社員の記者会見を行った。5人が出席し、それぞれ自分なりの言葉で多くの命を救える仕事をしたいとの抱負を述べた。
MRになる予定の山田英里奈さん(左)は、「医療従事者と、一歩踏み込んで、患者さんを中心に一緒に治療を考えていけるMRになりたい」と自身の目指すMR像を語った。同じく荒木萌生さん(左から2番目)は、自身が幼い頃病弱で、その時に受けた恩を「社会に対し薬を届ける形で恩返ししたい」と、自らの体験に重ねながら、MRとしての使命を全うすることに意欲をのぞかせた。
臨床開発に従事する予定の田中美早さん(中央)は、新薬の開発を通じ「より多くの人の命を救い、症状に苦しむ方の助けになれれば」と仕事への思いを話した。フィリピン出身で薬事に従事する予定のリー・ジャッジジェヴスベンソンさん(右から2番目)は、「がん専門薬剤師になりたかったが、限られた人しか救えない。製薬会社だと世界の患者さんを救えると考えた」と述べた。研究に従事する予定の古賀光さん(右)は、「研究者なので新しい発見をしたい。何をもおそれず挑戦していく」と話し、新薬を生み出し「世界中の患者さんを救いたい」との夢を語った。
入社したのは中外製薬グループ全体で160人(男84人、女76人)、うち中外製薬単体114人(男58人、女56人)。MRは49人(男26人、女23人)。