営業所長から野球部監督へマネージャーとして一人一人の想いに寄り添う創部から60年、社会人野球の伝統ある強豪チームとして名を馳せている日本新薬硬式野球部。監督の岩橋良知さんは26年前に日本新薬へ入社し、選手として活躍した。29歳で引退し、ＭＲに。野球漬けの生活から医師を相手にした営業を行う生活へと、大きな環境の変化に不安を感じながらも「とにかく３年間は死に物狂いでやれ」という上司の言葉を胸に全力を尽くした。営業所長も経験した。ＭＲでも野球でも極めた岩橋さんは、マネージャーとして伝え、まとめることに加え、次世代を育てることも重視する。会社のためでもあるが、きちんと育成をしないと、その人自身と周りが困るからだ。だから厳しく臨む。日本新薬株式会社硬式野球部監督岩橋良知さん■プロフィール岩橋さんは奥様...