アンジェスMG HGF遺伝子治療薬「AMG0001」 国内販売提携先を第一三共から田辺三菱に変更
公開日時 2015/02/24 03:50
アンジェスMGはこのほど、末梢性血管疾患を対象に開発しているHGF遺伝子治療薬「AMG0001」の国内販売提携先について、第一三共から田辺三菱製薬に変更すると発表した。同剤は、国内では重症虚血肢を対象にフェーズ3は終了、医師主導臨床研究が行われている。
HGF遺伝子治療薬を巡っては同社は当初、第一三共と日本国内における末梢性血管疾患および虚血性心疾患を対象として独占的販売契約を締結していたが、このほど終了。その上で、田辺三菱と日本国内における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾について基本合意し、契約締結に向け今後詰めることになった。田辺三菱とは12年10月に、米国における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾契約を締結している。田辺三菱は、日米での販売権を獲得することになった。