テルモ 社員向け禁煙推進プログラム 国内3工場にも拡大 治療費最高2万円補助も
公開日時 2015/01/26 03:50
テルモは4月から、14年4月から試行していた社内向け禁煙推進プログラムを、静岡県と山梨県にある3工場にも導入すると発表した。約4500名いる国内社員の喫煙率を13年度の34%から、16年度には20%台にする方針。
東京にある2つのオフィスで試行していたが、その結果が良好であったことから、対象を拡大する。プログラムでは、禁煙外来補助として治療終了後に最大2万円の補助。さらに、家族の応援を得るため、家族の社内見学会時に健康・禁煙教室を実施するなど、参加者が治療継続できる環境づくりも進めてきた。事業所内の産業医による「社内禁煙外来」も開設し、禁煙指導に加え、ニコチンパッチの配布や、成功体験レポートの共有も行っているという。
これは、社員の健康管理も重要な経営テーマと捉える「健康増進経営」の一環の取り組み。