ノバルティス DPP-4阻害薬エクアとメトホルミンの配合錠を国内申請
公開日時 2014/11/28 03:51
ノバルティス ファーマは11月27日、DPP-4阻害薬ビルダグリプチン(製品名:エクア)と、ビグアナイド薬であるメトホルミン塩酸塩を配合したLMF237(開発コード)を、「2型糖尿病(ただし、ビルダグリプチンおよびメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る)」の適応で承認申請したと発表した。DPP-4阻害薬とメトホルミンの配合錠の申請は国内で初めてとなる。
申請の根拠となった国内フェーズ3試験では、メトホルミンまたはビルダグリプチンで効果不十分な患者を対象とし、良好な有効性と安全性が確認された。海外では2007年に欧州で承認取得したのを皮切りに、これまでに110カ国以上で承認されている。
同社は「ビルダグリプチンとメトホルミンの配合錠という治療選択肢を増やすことにより、2型糖尿病の治療に貢献していきたい」とコメントしている。