森永 インフルエンザウイルス抗原検出キットを新発売 陽性検体は1分から、陰性検体は8分で判定可
公開日時 2014/11/21 03:50
森永乳業はこのほど、体外診断用医薬品のインフルエンザウイルス抗原検出キット「ゴールドサインFLU」を全国の医療機関向けに11月17日に新発売したと発表した。試験紙上で抗原抗体反応を行い、試験紙の発色によって抗原を検出する「イムノクロマト法」を原理とし、抽出液をテストプレートに滴下後、陽性検体は1分から、陰性検体でも8分で判定可能なキットとなる。
同社によると、陽性検体の90%以上が5分以内に判定でき、発熱から12時間以内では81.5%が検出できる。一般的に感度が低いとされるB型でも、感度が高い結果が得られており、現在ヒトで確認されているすべての型のインフルエンザウイルス抗原が検出できることも確認しているという。