A君のMRライフをやり直させる
公開日時 2014/11/01 00:00
コンサナリスト川越満「このICFの図のとおりに、担当製品について『心身機能・構造』『活動』などのどの部分の助けになるのかをドクターに説明することが、OnePatientDetailing(OPD)の実践につながり、結果として製品のことをドクターに理解していただくことになりますよね?」――前号ご紹介したICFの図を見せた顧客から、嬉しいコメントをいただいた。まさに、私が伝えたかったことである。先日、MR経験のある著名な薬局薬剤師Yさんを取材した。彼は取材中に「もう1回MRに戻りたい」とつぶやいていた。今の薬局の仕事が嫌で“美味しいもの”を食べていた時代を懐かしんでいたわけではない。当時の彼の頭の中には医師しかいなかったという(そのように洗脳されたので)。患者のことをまったく考えていなかった当時...