Meiji 抗がん剤レザフィリン 局所遺残再発食道がんの適応追加申請
公開日時 2014/09/25 03:50
Meiji Seika ファルマは9月22日、がんに対する光線力学的療法に用いる注射用レザフィリン(一般名:タラポルフィンナトリウム)の適応に「化学放射線療法または放射線療法後の局所遺残再発食道がん」を追加する承認申請を行ったと発表した。
今回の申請は、多施設共同の医師主導治験の結果に基づいて行うもの。追加する適応では、厚労省から希少疾病用医薬品に指定されている。
光線力学的療法は、光感受性物質が存在し、かつレーザ光が照射された部位の腫瘍細胞を壊死させる局所治療法で、同剤は半導体レーザとの組み合わせにより、03年に早期肺がん、13年に原発性悪性脳腫瘍の適応を取得している。