厚労省 新たな副作用で医療用11製剤に添付文書改訂指示 ピロリ除菌療法薬で出血性大腸炎も
公開日時 2014/08/07 03:51
厚労省医薬食品局は8月6日、新たな副作用が判明した医療用医薬品11製剤について、添付文書を改訂するよう日本製薬団体連合会に通知で指示した。この中でヘリコバクター・ピロリ除菌療法に用いるフラジール内服錠(塩野義製薬)、PPIと抗生物質の3成分パック製剤ランピオンパック(武田薬品)による副作用として出血性大腸炎が過去3年で計10例確認されたとして、この2製剤と同パック製剤でエーザイのラべファインパックの添付文書の「重大な副作用」に明記し、注意喚起することになった。指示のあった医療用薬は次のとおり(カッコ内は一般名、会社名)。添付文書の改訂指示内容について、一覧表にしダウンロード用ファイルを下段に用意しました(エクセルファイルには改訂文案へのリンクも張ってあります)。▽ビ・シフロール錠など(プラミ...