テルモ 薬剤微量投与を可能にした輸液システム発売
公開日時 2014/07/24 03:50
テルモは7月17日、薬剤微量投与を可能にした「シュアプラグAD」シリーズの販売を開始したと発表した。手術室や集中治療室では薬剤の微量コントロールが必要になることがあり、点滴ルートの接続部にわずかに残留する薬剤の量も考慮する必要があるという。その点、今回販売する製品は、独自に開発した構造で薬液の滞留をなくし、注射器や点滴器具を接続する際の専用アダプターは不要で、簡単、迅速に薬液を注入できるようにしているのが特徴。このシリーズは、コネクタや三方活栓、延長チューブなどがある。14年度の売上は6億円を見込む。