NCCN・日本語版GL 造血器腫瘍領域を追加 まず5種類公開
公開日時 2014/07/18 03:52
先端医療振興財団・臨床研究情報センターは7月16日、全米の主要ながんセンターが非営利目的で結成した診療ガイドライン(GL)策定組織NCCN(Clinical Practice Guidelines in Oncology)によって策定された造血器腫瘍GLのうちホジキンリンパ腫など5種類について、NCCNガイドライン日本語版サイトで公開したと発表した。
今回、日本語版GLが公開されたのは「ホジキンリンパ腫」「ワルデンシュトレーム・マクログロブリン血症/リンパ形質細胞性リンパ腫」「多発性骨髄腫」「全身性ALアミロイドーシス」「骨髄増殖因子」。
監訳・監修は「骨髄増殖因子」は日本癌治療学会、ほかは日本血液学会が行った。NCCNの造血器腫瘍ガイドラインは10種類あり、日本血液学会の監訳・監修の下、残り5種類を随時公開していくとしている。
日本語版は、公開中の大腸がん、泌尿器がん、肺がん、婦人科がん、膵腺がん、原発不明がん各領域に、造血器腫瘍領域が加わり、7領域、計26種類のGLが閲覧できるようなった。