ベーリンガー プラザキサ中和剤がFDAで画期的治療薬に指定 国内開発は未定
公開日時 2014/07/17 03:50
ベーリンガーインゲルハイムジャパンはこのほど、経口抗凝固薬プラザキサの特異的中和剤idarucizumabについて、米食品医薬品局(FDA)で画期的治療薬の指定を受けたと発表した。現在、国際共同第3相試験が進行中であるが、日本は参加しておらず、同社によると国内開発については現段階で未定であるという。
プラザキサは国内で2011年に「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」の適応で発売された。2013年売上は327億円(薬価ベース)で前年より38.6%伸長した。