抗アレルギー薬 内用、点鼻、点眼の剤形別動向
公開日時 2014/05/31 00:00
3剤形併用花粉症シーズンは非シーズンの5~7倍2014年の花粉症シーズンは、九州など一部を除くと13年よりは花粉飛散量が少なかったといわれる。それでも10年単位で見ると、04~13年の花粉飛散量はそれ以前の10年と比較して倍増しているともいわれ、関連する医療ニーズは今後も緩やかに増加していくだけでなく、既存患者の重症化も懸念されている。そこで今回は花粉症が関連する抗アレルギー薬の最近の状況を過去のシーズンと比較しながら振り返ってみる。いつものように調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(JMIRI)のウェブ処方インサイトDynamics及びFlowで抗アレルギー薬の現状を俯瞰した。症状の重症化とともに、内用、点眼、点鼻の薬剤併用が増えているとされる現状に鑑み、今...